ボーダレス化が変えた、ゲームのルール
今や、グローバルな視点を持って戦わなければ、誰一人生き残ることができません。
何故なら、ボーダレス化によって、とても「世知辛い」時代に突入しているからです。
ひと昔前は、商圏がローカルに閉じていました。
サプライチェーンも市場も地域限定で、中小企業は「いつものお得意さん」の意向だけ気にしていれば安泰でした。
しかしネットが普及した今、欲しいプロダクトは顧客に一発検索され、結果の1ページ目に表示されないとあなたの会社は見つけてすらもらえません。
もし見つけてもらっても、世界中のあらゆる企業が、簡単に横並び比較されてしまいます。
ボーダレス化は、地理のハナシにとどまらず、業界の境目も軽々と超えます。
Amazonが、いくつの書店やレコードショップを倒産に追いやったか。
Googleが、いくつの検索エンジン会社や広告代理店を廃業させたか。
マーケットが拡大基調にあった高度成長期は、業界最大手でなくても沢山の「おこぼれ」があり、それなりのポジションでもそれなりの利潤を上げられた、牧歌的ないい時代でした。
ところが今や、ゲームのルールが大きく変わりました。
世界は、「巨大なゼロサムゲーム」に興じています。
誰かが儲ければ、必ず誰かは倒産するのです。
しかも、“Winer Takes All”。「勝者総取り」です。
私たちは、誰一人例外なく、このきわめて残酷なゲームを勝ち抜かなければなりません。
ローカルの中小企業が、グローバル競争に勝つ戦略
かくもトンでもない時代。
人・モノ・金が潤沢でない中小企業は、「座して死を待つのみ」なのでしょうか?
いや、そういう中小企業こそ、知恵を使うべきです。
- DXを推進し、業務の効率化・情報の見える化を徹底すること
- コスト以外の差別化要因を追求し、プロダクトの「ワンアンドオンリー」な価値を高め続けること
- 陳腐化するビジネスモデルを磨き、参入障壁を常に作り続けること
これらは、何をおいても取り組むべき最重要課題でしょう。
また、こうした不断の努力こそ、まさに中小企業の「生命線」といえます。
お客さまと同じ目線、同じ熱量で、一緒に悩む
日本には、素晴らしいプロダクトを持った中小企業が、たくさんあります。
日本の企業全体の99%は、中小企業です。ここが日本の競争力の源泉であり宝であることは、間違いありません。
私の夢は、1社でも多くの中小企業に、この世知辛い世界を生き残ってもらうことです。
私は、競争力を鍛える参謀(コーチ)として中小企業を支え、何とか日本の活力を取り戻すことに貢献したいと思っています。
弊社のコンサルティングスタイルは、「並走コーチング」です。
経営者さまの「壁打ち相手」からスタートし、一緒に悩み、全力でサポートします。
お客さまと同じ目線で、同じ熱量をもって、考えます。
経営者さまの夢の実現に向け、是非お手伝いさせてください。
代表取締役 鈴木哲也
profile
コミュニケーション能力に優れ、業務プロセス改革、新たな価値創造を得意とするコンサルタント。
1962年、東京都出身。
東京大学 工学部 計数工学科卒。
民営化直後のNTTに入社し、以降28年、投資計画、保全、採用、国際、資材調達、働き方改革企画、システム開発、ビジネス開発、マーケティングなど、13の職場で多様な業務を経験。企画力、論理分析力、課題設定力、業務完遂力を徹底的に磨く。
「一本釣り」で異動し、チェンジリーダーとして組織課題を解決した実績多数。
また、役員特命の新規ビジネス開発、在シリコンバレースタートアップとの協業検討、国内IOTベンチャーのメンターなど、イントラプレナーを地で行く。
しかしながら2015年、大企業でやれることの限界を感じ、早期希望退職。
人生100年時代の後半は真逆の立場で仕事をしよう、と決意。
イスラエルベンチャーの日本フランチャイジーCOOを1年務めた後、独立。
2017年、鮮魚のECショップを起業。
並行して、コンサルティング業務開始。2022年に法人成りし、哲プランニング株式会社創立。
現在、モバイルコンテンツ会社、DX支援会社、エネルギー関連ベンチャーなどにて、アドバイザー業務を実践中。